秋の気配が


すっかり秋の気配で、ススキが穂を広げています。温泉が最高の季節になりつつあり、涼しさが嬉しいような、去りゆく夏が寂しくもありで。
牧場に放たれた牛が遠く見えます。
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悲しい白エビ

長いお付き合いだったので、私の友人のようでもあり、よく夫のグチをこぼしたりもしました。さもない話しもちゃんと聞いてくれて。
夫とは学生時代の仲間。
お互い西武池袋線沿線に住んでいて、一緒にバイトしたりマージャンをしたり、旅行したりと、楽しかった話しをいっぱい聞かされました。
リタイアし、最近から一緒に旅行を始め、去年は長野、一昨年は館山へ。遺影はその館山への旅の笑顔の写真でした。
我が家にも何度となく泊まり、本当に気のおけない方でした。
気配りは最高。物知り。電話もマメにくださる。残念でたまりません。
朝、富山に向かう車の中、もう着いてもお会いできないと思うと涙があふれました。
楽しみに何度か訪ねた富山に、こんな形で行かなければならない日が来るなんて。
祭壇に向かい、いつまでも動かなかった夫。
あえて気持ちは聞けませんでした。
帰路にサービスエリアで遅い昼ごはん。白エビの天ぷらを食べました。
お正月用に送って頂いた、美味しい白エビのお刺身を思い出しまた悲しい気持ちになります。
ご冥福をお祈りするのみですが、奥様や、お子様とはこれからもお付き合い頂きたいと願っています。もう、そんな年代に入った私たちです。
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